ビール検定一級までの道のり

2021年6月ビール検定2,3級取得

ビールと温泉紀行③ 神奈川箱根温泉 箱根ビール

 

ロマンスカー箱根湯本駅まで行き、そこから電車で少し引き返します。

風祭駅目の前にあるのは「かまぼこの里」。鈴廣のかまぼこで有名ですね。

 

建物内では箱根ピルスナー、小田原エールが飲めます。箱根ビールは季節毎の限定醸造があり、この時は風祭スタウトがありました。

 

かまぼこの里でいただいた箱根ピルスナー🍺

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ザーツが使われ、すっきり上品なピルスナーでした。

 

それぞれ瓶での購入も可能です。

 

今回のお宿は箱根湯本温泉 ホテルおかださんです。

広々した建物で、館内の温泉とは別に少し歩いた所に温泉施設もあります。

温泉上がりに小さな売店がありそこでいただくビール🍺

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食事はホテルのバイキングでした。

 

おかわりはお土産で買った小田原ペールエール🍺
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イングリッシュスタイルで、ローストモルトのキャラクターがよく出て美味しいエールでした。

 

都心からも気軽に行ける温泉街。

次は奮発して強羅まで行って強羅ビールも飲みたいですね。

 

 

5杯目. DRUNK MONK

品名: DRUNK MONK

スタイル: ベルジャントリペル

Alc. 8%

製造: OUTSIDER BREWING(山梨)

甘味⭐︎⭐︎⭐︎

酸味⭐︎⭐︎⭐︎

苦味⭐︎⭐︎(IBU 26)

キレ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎コク

 

ベルギーはビールの多様性という点で特に秀でた国だと思われます。

 

豊富なエールビールに、自然酵母を使用したランビックなど。。

 

ベルジャントリペルはいわゆるストロングエールのスタイルになります。

デュベル(dubbel)、トリペル(tripel)とビールの強さを表しています。

 

トラピストビールの一つ、ウエストマール修道院

この淡色金色のトリプルは好評で、これを参考にして金色のトリペルを作る醸造所が多く現れたとされています。

 

OUTSIDER BREWINGは2012年に山梨にできたブルワリー。WCBやいわて蔵ビールなどに携わり、現在カマドブルワリーで醸造している丹羽智さんが醸造長でした。

 

Drunk Monk Tripleは先述のベルギーの修道院ビールからインスパイアされたビール。

干し柿から採取した天然酵母をつかいビール造り。

 

ブランデーのような重厚さがありながら、酸味のため飲み口はやわらかになっています。

 

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ビールと温泉紀行② 群馬 四万温泉 四万温泉ビール

四万温泉は都心から車で3時間ほどの場所にある温泉街です。

 

車で向かう途中、四万温泉の入り口には、「四万の甌穴群」があります。

甌穴とは、「川の流れが渦巻き状になることより石や砂が同じところを循環し、 川底の岩盤と接触して侵食されてできた丸い穴」ということです。

自然のパワーを感じられます。

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四万温泉街に到着です。

今回は2泊3日の旅。一泊目はやまぐち館にお邪魔しました。

こちらはファミリー向けの温泉宿です。広いお宿で温泉もかなり廊下を歩きます笑

 

夕方、温泉入った後に少しお散歩。

今回の1番の目的である四万温泉ビールです。

四万温泉エールファクトリーの直売所である「わしの屋酒店」はなんとやまぐち館の真横😂
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酒店内のサーバーから作りたてのビールをいただきます。

高野山(session IPA):左🍺

レモンやほんのりミントでクリーンかつ爽快な苦味。

手摘みホップ(セッションエール):右🍺

あられのような香ばしさと、ほのかにホップの草香を感じる。

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セッションエールは大変美味しかったので、数本購入してお土産にしました。

ホテルに戻ってからおかわり😂
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二泊目は気軽にグランピンクを体験できる、シマブルーさんです。
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こんな感じの部屋が、7棟あり、各部屋が露天風呂付き。

2階のテラスではバーベキューができますが、これが大変なボリューム。

余った食材は保冷バッグで持ち帰らせてもらいました😅

 

わしの屋で購入した「三小」🍺

山椒エールです。爽やかなエールですが、あとからしっかり山椒が効いていて、食事にバッチリ合います。
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朝ごはんも、とにかくボリュームたっぷりで美味でした。
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最終日は四万ブルーといわれる奥四万湖へ。

残念ながら曇りのためあまり綺麗なブルーではありませんでした💦

 

四万温泉ビールはあまりメジャーではありませんが、是非現地で飲んでおきたいビールの一つです。

また飲みたい!!

 

 

4杯目. 米麦酒(マイビール)

品名: 米麦酒(マイビール)

スタイル: 吟醸ビール

Alc. 5.5%

製造: みちのく福島路ビール(福島)

甘味⭐︎⭐︎

酸味⭐︎⭐︎

苦味⭐︎⭐︎(IBU )

キレ⭐︎⭐︎⭐︎・・コク

 

吟醸ビール(酒酵母ビール)は名前の通り日本酒酵母を使用して発酵させたビール。

 

日本酒酵母から出るエステル香は酢酸イソアミル(バナナのような香)やカプロン酸エチル(リンゴのような香)が特徴。

 

マイビールは福島県産「ひとめぼれ」と福島県オリジナル酵母「うつくしま夢酵母」を使って造られています。

 

匂いはやはり日本酒特有の吟醸香(すっきりした甘さのリンゴや洋梨のような香り)

口に含んでもちゃんとお酒の香りがあります。

 

過去に飲んだ黄桜の「蔵のかほり」や、山口地ビールの「山田錦ラガー」、vectorの「武者ねこぱんち」はかなり甘味を強く感じていましたが、こちらはビールならではの苦味もしっかり感じます。

 

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みちのく福島路ビールは1997年に前身を創業。現在は福島市郊外のアンナガーデン内で醸造しています。

ヨーロッパ産のモルト、ホップ、酵母が使用されているようです。

3杯目. Public House Bitter

 

品名: Public House Bitter

スタイル: ビター

Alc. 4%

製造: Baird Beer(静岡)

甘味⭐︎

酸味⭐︎⭐︎

苦味⭐︎⭐︎(IBU )

キレ⭐︎⭐︎⭐︎・・コク

 

べアードビールは2000年に沼津港のから始まりました。

現在では修善寺醸造所を移し、都内などにタップルームをいくつも開いています。

 

ビターはエールビール。一般的にはカラメル色で、3-4%の低めのアルコールが多い印象。中にはストロングビターのような高めのものもあります。

 

バートン・トレント発祥のペールエールから派生したものと言われています。
いわゆるイギリスのパブで多く飲まれるビール🍺

 

軽快な口当たりでゴクゴクも飲めるし、ゆっくり味わうこともできる。

 

ビターは大好きなスタイルですが、家で飲むのには少し難しいビールでした。

泡や、適正な温度が難しい。少し苦味が主張されすぎてしまいました。

 

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ビールと温泉紀行① 長野 湯田中温泉 志賀高原ビール

 

長野湯田中温泉は都心から車で3〜4時間に位置しています。

 

湯田中渋温泉までは徒歩で15〜20分程で、川沿いの温泉街は少しアップダウンがありますが、歩いていて気持ちが良いです。

 

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瓶のコーラが売ってましたね。

 

残念ながらこの日は玉村本店やファームハウスが空いてなかったので、千と千尋のイメージになったとされる金具屋まで歩いて戻ってきました。

 

温泉ツアーしてる人もちらほら。

 

途中小腹が空いたので小石屋旅館の下にあるカフェで、志賀高原ビール ペールエールをいただきました🍺

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爽やかな柑橘系の香りでクリアな味わいで美味でした。

 

ホテルに戻ります。

今回は一茶のこみち 美湯の宿に宿泊しました。

 

ファミリー向けですが、清潔感があり、温泉もとても良かった。なによりも周辺のアクセスが良かったですね。

 

車で雲海見に行きます。

 

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もやってましたが、綺麗です。

 

ホテルに戻って、

温泉の後はやはり志賀高原ビール。

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IPAいただきました🍺

松脂やグレープフルーツ、モルトの濃ゆい香りのバランスがgoo!


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ご飯は椎茸の床が。持ち帰りOKといわれましたが流石に置いてきました😂

食中ももちろん志賀高原ビール🍺

雪猿 Snow Monkey 純米にごり酒もいただきました🍶


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売店で買ったBaby Blonde Miyama🍺

しっかり香りますがドライな味わい。


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部屋の雰囲気も良かった。

 

 

翌日無事に玉村本店に行くことができ、お土産ビールもしっかり購入✌️
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1805年〜約200年もの伝統を感じる外観、中は売店しか見ていませんが、趣ある建物。

志賀高原ビールは志賀高原の湧水を仕込み水として使用し、自家栽培の酒米「美山錦」を使ったビールも多いです。

日本酒縁喜も醸造しています。

 

 

是非コロナがあけたらゆっくりおじゃましたい。

今度はファームハウスも行ってみたいな。

 

 

 

 

勉強用① 糖質0ビール

蒸し暑い夜に、無性にビールが飲みたくなる。

普段無意識に IPAを手に取ってしまう私の冷蔵庫には今の気持ちに合うビールは見当たりません。

 

スーパードライバドワイザーなどコンビニで買えるビールの種類は近年増えている印象ですが、今回は最近の暴飲を少し反省し、「健康嗜好ビール」を購入。

 

昨年10月に発売された「キリン一番絞り 糖質0」を皮切りに、健康志向のビール(あるいはビールテイスト飲料)は一段と注目されている印象です。

 

2003年に厚生労働省から発表された「健康日本21」(※2012年に第2次を発表)では、節度ある適度な飲酒として、一日のアルコール量を20gに抑えるよういわれています。

日本だけではなく、世界的にも「適正飲酒」が新しいスタンダードになりつつあります。

 

糖質0は以前から各社から発泡酒や新ジャンルで発表されてきましたが、ビールという定義で出されているのが、先述したキリンと、サントリーの「パーフェクトサントリービール」です。

 

「一番絞り 糖質0」は発売直後に飲んだ時に、「一番絞り」というものにハードルを上げすぎてしまった印象でした。

今回改めて飲んだ印象ですが、やはり糖質が無い分、麦芽の甘味や旨味、コクがかなり抑えられてしまい、酸味が先行します。アルコール4%と通常のビールよりも抑え目になっているところもよりこのビールの「浅さ」というものに影響してるのかなと思います。

しかし、糖質ゼロ発泡酒などに特有のエグみなどはほとんど感じません。

アルコールに関してもより健康志向に対してのアプローチなのかなと思います。

 

パーフェクトサントリービールも再度飲み比べてみたいと思います。

 

※追記

パーフェクトサントリービールはやはりアルコール5.5%と少し高めの設定のおかげか、ビールらしさは割と感じられます。

キリンは日中、サントリーは食中や食後酒といったところでしょうか?

 

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